封印キャラクター・その3

チャド<Chad>
 月刊ジャンプで連載中の「覇者の剣」とのリンクで生まれたキャラ…ということで、発売前から随分話題になっていましたが、もちろん私もしっかり目をつけていました。
こんなに華々しく登場したキャラが使えないはずはない!!!」と(打算的)
 果たしてその読みは正しかったわけですが、予想していた以上に強くなった1周目のチャド君。
速さは当然の事ながら、力がポコポコ上がって、細身の剣ですらダグラス将軍に傷を付ける始末
ソードマスターLv20のルトガーと、力の値が同じでした(ルトガーが非力過ぎという説がなきにしもあらず…(遠い目))
 盗賊といえば、鍵開けや盗みなどその特殊能力が第一であって戦力としては期待しないというのが軍の通念だと思うのですが、私のところでは戦力としても十分過ぎるほど活躍してくれました♪
(レイとの支援Bでの「自分は何もしてない」という言葉に『ウソつけ!!!』と即座にツッコミ)
 天使の衣3つ捧げて、ドラゴンキラーを護身刀に最終章にまで連れて行ってしまったのもいい思い出です。
 クラスチェンジできないのが本当に悔やまれます(>_<)
まあ、チャド君この成長率でクラスチェンジできたら詐欺に近いですけど。
 でもせめて、杖くらいは盗ませて欲しかった…!!(トラナナ好きの血)
いいじゃん杖だって道具屋で売ってるんだから!盗ませろーーーー!!(愚痴)
 …話が思い切り逸れてしまいましたが、終戦後は闘技場通いでも十分食べていけると思います。

 外見は無愛想でとっつきにくい感じなのに、実はまっすぐな性格で優しくて面倒見がいいというギャップが良いです♪
 絵が上手というのも意外でした。ロイ達の戦いを絵に描いたら生活のたつきになるかも?
…って、チャド君の仕事探ししてどうする私(←就職活動が気になるお年頃)
 「覇者の剣」では何となく性格が違うような…「覇者」の方では荒れてるというか、自暴自棄になっている気がして。
一人でベルン兵に復讐しようなんて無茶もいいところです。
 でも、それだけ院長先生がチャドの中で大きな存在だったのでしょうね。
きっと、孤児達の中で一番院長先生を慕っていたのはチャドだと思うんです。
将来、自分の子供か助けた孤児かに、院長先生の名前を付けるんじゃないかな…と妄想してます♪
 孤児になったいきさつも気になるなぁ…。
院長先生との出会いも含めて、そのうち妄想考察してみたいと思います。

 支援では、やはりルゥレイ兄弟との会話が好きです♪
語るにはここは狭すぎるのでやめておきます(笑)が、これだけは言わせて…。
 ルゥからもらった焼き菓子を食べる時の「かー!うめぇ!!」が、
仕事帰りに枝豆でもつまみながらジョッキでビール飲んでる居酒屋のおっちゃんのセリフに聞こえるんだ…。

ルゥ<Lugh>
 可愛い!!!!3章で画面に出てきた瞬間に、キューピッドの矢に胸を貫かれました(>_<)
一目惚れってこういうことを言うのか…と初めて知った水原まこも19歳の春(遅)
というわけで、個人的に「封印の剣No.1カワイコちゃん」はこの子に決定(待て)
(だからといって、私は現実では”ショタ”ではないので誤解のなきよう…)
 外見だけではなく、セリフにもツボを突かれました。
ぼくはもう逃げない そう決めたんだ」…トラナナのリーフを彷彿とさせる言葉にまずやられ、
守られるだけでなく守りたいんだ!!」に止めを刺されました。
 だって、血で血を洗う戦いにはおよそ似つかわしくない愛らしい顔と温和な性格でこの一途な決意…(涙)
「この子だけはこの先何があっても使うぜ!!!」とお天道様に誓いました。

 1周目では、虫も殺せないような可愛い顔をして必殺の鬼でした。
「人を傷つけたりできないだろ?」とのチャドの心配もどこへやら、次々と襲いかかる敵の攻撃を華麗にかわしながらお返しに必殺を叩きこむ活躍ぶり。
 チャドとレイはそんなルゥを「ルゥ、変わったなぁ・・・」と冷や汗を流しつつ眺めているに違いない。
しかし、そのルゥに支援を与えてますます強くしているのはこの二人という運命の皮肉…
戦争とは残酷なものです(涙)←そんなルゥにしたのは私(最悪)

 FE知らない人に公式イラストを見せたら、十中八九女の子と間違われます(笑)
「実は女の子だった!!」という設定でも全く違和感ありませんね。むしろそちらの方がしっくり来るというか(オイ)
 きっと街に出ればナンパの的に…チャドやレイがボディガードに奔走(^_^;)
でもルゥは全然自覚していないのを希望(笑)
 私の中でのルゥは筋金入りの天然です。そして思い込みの激しさも天下一品。
でも、お日様のような無敵の笑顔で有無を言わさず相手の反論を封じ込めてしまう、ある意味最強キャラ(笑)
 後、焼き菓子のせいか料理上手なイメージがあります♪
お嫁さんに欲しい(何)貴方の作ったスープを毎日飲みたい…(壊れてます)

 支援はやはりチャド&レイとのものが(以下略)
焼き菓子、密かに自分は食べずに二人にあげているような気がする…のは、私の目に「ルゥ君いい子フィルター」がかかっているからなのでしょうか。
 支援が欲しかった人…シャニーは以前に書きましたが、他にはファと見てみたかったなぁ。焼き菓子がらみで♪
 「生脚魔道士君は主人公と仲がいい!!」という歴代FEの法則に従って、ロイと隣接させていたこともあったっけ…ランス&シャニーに引き続き、すっかりだまされてしまいました。
 任天堂(とインテリジェントシステムズ)も策士よのぉ…。

クラリーネ<Clarine>
 FE伝統ブラコンお嬢様(笑)愛称クラりん
”タカビー”なキャラには、反感を覚えこそすれ好感を持つことはめったにない私ですが、彼女については、いつの間にか「封印」女性キャラの中で1、2を争うほど好きになっていました。
 やはり、登場時の第一印象…仮にも大陸にその名をとどろかせるベルン三竜将の一人であるナーシェンに、歯に衣着せず批判を浴びせる大胆さに、一抹の爽快感と感動を覚えたからでしょうか。
言葉遣いは至極丁寧なのに、誰もが言いにくいことをはっきりと言うところが素敵ですお嬢様!(笑)
 世間知らずも年季が入ると、怖いもの知らずという長所に変わるという典型ですね。
 でも、最初はロイ達に護衛してもらうだけのつもりだったはずが、マリナスの口出しに売り言葉に買い言葉で、あれよあれよとベルンとの戦いに参戦する羽目になった時、さすがに事の重大さに気付いたのか一瞬弱気になったりして、そんなところも憎めない一因なのでしょう♪
 戦に巻き込まれる前は、きっと館の中で何不自由なくかしずかれてきた純粋培養の箱入り娘で、限られた世界しか知らなかったのでしょう。
そんなクラリーネが、貴賎問わず数多の人間が集う軍に身を置き、不便で不衛生な野営や、救護活動という重労働を、そりゃあ文句の一つや二つは言ったでしょうが、それでも乗り越えてきたのはすごいことだと思います。
 ベルン動乱を通して一番人間的に成長したのはクラリーネだと思うのです。

 戦闘では「回避の女王」でした。
ストーリーでも裏付けられている幸運の高さと素晴らしい速さでかわすかわす・・・!
支援なしで何もない地面に立っているだけでも回避80…感動した!!
 反面、お嬢様らしく大変打たれ弱くあらせられるのですが、当たらぬ攻撃恐るるに足らず♪
 クラスチェンジすれば、ルトガーをも越える「闘技場クイーン」の名も欲しいままに。
 さらに、1周目ではドーピングなしで魔力22、速さ・幸運・魔防Maxという恐るべき強さを誇っておられました。
ナーシェンも真っ青
 その反動か、2周目では魔力が雀の涙ほどしか上がらなかったのですが…(T_T)
それでも使いますけどね♪

 ルトガーとのやりとりが、4章のものも支援会話のものも大好きですv
支援Bでルトガーを意識し始めた彼女が、支援Aでしおらしくなってしまっているのが可愛らしくて♪
このカップリングについては、「カップリング語り」の方で語らせていただきとう存じます。

ルトガー<Rutger>
 「キルソードだ!キルソードが来たぞぉーー!!(緊急警報)」
初登場時、我がロイ軍では武器に名前を取って代わられていた人
もとい、FE伝統スカした剣士(オイ)
…と思いきや、クラリーネとの支援会話で「悪かった…泣くな」とか「そうやってたまに笑わせに来い」とか、取りつく島を見せてくれたので、今では親しみを込めて「ルトさん」と呼ばれています(ゼル伝の某魚姫にあらず^^;)
 公式イラストより顔グラフィックの方がかっこいいですよね。角度の問題?(どうでもいい)
 長髪美形のお約束で、彼の周りには常に最適の方向に風が吹いていそうな気がします。

 最初は素早いものの力が低くて、いまいち頼りない印象だったのですが、7章で闘技場に入れてみたら人が変わりました…(遠い目)
攻撃も守備も確かに心もとないのですが、必殺の爆発力があるので。
 相手に攻撃を当てられる前に6発ほど当てないと勝てない対Dナイト戦で、三すくみの不利をものともせず当てる・かわす・必殺の三セットで無傷で勝利を収めた時には「闘技場の鬼じゃあ…」と恐怖さえ覚え…。
 そのまま稼ぎ続けてとうとうクラスチェンジした暁には、ボールス並に硬くなってもはや神に…(呆然)
その後は、「困った時にはルト先生」が我がロイ軍の合言葉となりました(最初の扱いとはえらい違いだな)
11章ララムルートのエブラクムの村は、このお方がいなければオロから守り切れませんでしたよ(感謝)
 闘技場で戦えばすぐLv20になるので、他のキャラが強くなってきてからは「経験値を取らないで!!」と、かえって出番がなくなったりしたのですが(^_^;)

 故郷をベルンに滅ぼされて、自分一人だけ、仇であるベルン人と容姿が似ていたために助かった…
自らに流れている仇の血のお蔭で生き長らえたという皮肉は、ものすごく切ないものがあります(>_<)
 ただでさえ、一人だけ生き残ったということは罪悪感の種になるでしょうに…(悲)
 だからこそ、大切な人々への弔いと償いのためにベルンを滅ぼすことが全てになってしまったのでしょうか。
 でも、「復讐を終えた後に死しか残らない」というような結末は迎えないでほしいです(切実)
たとえベルンの血が流れていたとしても、ブルガルの人々はルトガーを大切に思っていたでしょうし、幸せを願っていると思いますから…。
 クラリーネをはじめとするロイ軍の皆との交流を通して、復讐以上の生きる目的…というか、復讐を終えた先の未来のことも考えられるような希望…?(ああ、上手く言い表せない…)を、見つけられるといいと思います。
 風の声、大地の声に耳を傾ける心の余裕、平穏を取り戻して欲しいです。

 

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